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「さんだとっておきの音楽祭」が初開催!心のバリアフリーをテーマに多様な音楽が集結

さんだとっておきの音楽祭

2024年11月24日、三田市の「フローラ88」周辺で、障害のある人もない人も垣根を越えて音楽を楽しむイベント「さんだとっておきの音楽祭」が初めて開催されました。この音楽祭は、「心のバリアフリー」をテーマに、多様な出演者と観客が一体となり、音楽を通じて交流する場として企画されたものです。

さんだとっておきの音楽祭2

市内外から集まった約50組がパフォーマンスを披露し、会場は一日中活気に満ちていました。「とっておきの音楽祭」は2001年に仙台市で始まり、兵庫県内では丹波篠山市で毎年行われていますが、今回、地元で長年活動を続けてきた兄弟デュオ「ちめいど」の雄介さんが中心となり、三田での開催が実現しました。

ゆうすけ(ちめいど)

三田の音楽祭では、商業施設「サンフラワー」や交流拠点「エキマエアキチ」など計7会場が使われ、ロックやフォーク、和太鼓の演奏、さらにはよさこい踊りなど幅広いジャンルのパフォーマンスが展開されました。中でも、「おやこあんさんぶるピノキオ」(丹波市)のメンバー約20人は、鈴を使った「ルージュの伝言」の演奏に続き、元気いっぱいの「ソーラン節」を披露。観客からは大きな拍手が送られ、子どもたちやその家族の笑顔が輝いていました。代表の義積美由紀さんは「表現を共有できる場が増えるのは本当にうれしい」と喜びを語りました。

また、別の会場では、三線ユニット「淡路ぬニセター」が注目を集めました。メンバーの葉満啓祐さん(31)は全盲でありながら、その力強い歌声で観客を魅了。

パートナーの戎剛さん(58)とともに、「花」などの楽曲を披露し、演奏後には「ありがとうございました。楽しかったです」と充実した笑顔を見せました。丹波篠山の音楽祭でインスピレーションを受けたという雄介さんは、「ハンディキャップのある方々がそのままの自分でいられる場所を作りたい」と今後の継続に意欲を見せています。

さんだとっておきの音楽祭

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この記事を書いた人

大阪市在住。三田市でパソコン教室やってます。最新ニュース、おすすめ情報をお届けしています。