【体の関係なしが前提なのに…?】本物のセカンドパートナーの実態と身体的接触の実態調査2024
既婚者向けマッチングアプリ「Healmate」を運営するレゾンデートルが実施した「真のセカンドパートナー実態調査2024」の結果が発表され、注目を集めています。この調査では、肉体関係がないとされる「本物のセカンドパートナー」に関する身体的接触の実態が明らかになりました。セカンドパートナーとは、既婚者が配偶者以外に持つプラトニックな第2のパートナーのこと。友人以上恋人未満の関係とされ、一般的には「手をつなぐ」「ハグ」までを許容範囲とするケースが多いとされていますが、今回の調査ではさらに踏み込んだ結果が浮き彫りとなっています。
調査は2024年5月31日から10月4日にかけて、全国の20~59歳既婚者1万4481人を対象に実施。その中から「本物のセカンドパートナー」がいる・いたと答えた377人を抽出し詳細を分析しました。この調査対象者に「セカンドパートナーと身体的接触をどこまでしたか」を聞いたところ、男性の53.5%、女性の32.2%が「セックスをした」と回答。これにより、「体の関係なし」という前提が崩れるケースが一定数存在することが判明しました。同社もこの結果に「根幹を揺るがす事態」とコメントしています。
さらに、他の身体的接触に関する回答では、「手をつなぐ」が男性45.5%、女性48.6%、「キス」が男性44.0%、女性35.0%と、多くのケースで一定以上の身体的接触があったことが示されました。一方で、男性54.5%、女性51.4%が「手もつながなかった」と答えており、関係の純度に幅があることも確認できます。同社はこれを受けて「『手つなぎ』や『キス』をしないケースも一定数あるため、全体として妥当な結果」と分析しています。
完全なプラトニック関係である「どれもしていない」と回答した人は、男性6.0%、女性14.1%と非常に少数派でした。特に男性の場合、9割以上が何らかの身体的接触を経験していることがわかり、「友人以上」の定義を明確に超えているといえます。女性の場合、純粋なセカンドパートナー関係を維持している人の割合がやや高いことが特徴です。特に年齢が上がるほど身体的接触を控える傾向があり、年齢による価値観の違いが浮き彫りとなっています。
対照的に男性は、年齢による違いがほとんど見られないという結果に。この点について、同社は「男性のセカンドパートナーに対する関与のスタイルが年齢によって大きく変わらない可能性が高い」とコメント。調査結果全体を通じて、「人間の本質的な部分を反映している」と述べています。
このように、「本物のセカンドパートナー」における身体的接触の範囲は予想以上に多様であり、「人間関係の新しい形」として社会的にも関心を集めています。この記事で取り上げた調査結果は、現代の既婚者たちの新しい価値観や人間関係の在り方を理解する一助となるかもしれません。