平山みきが「徹子の部屋」で語る昭和歌謡ブームと真夏の出来事
歌手の平山みきさん(75歳)が、2023年12月13日午後1時放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演しました。彼女は53年前にヒットした楽曲「真夏の出来事」を、変わらないハスキーボイスで披露し、視聴者を魅了しました。現在も昭和歌謡ブームの影響で、若い世代からも注目を集めています。
平山みきさんは東京都で生まれましたが、結婚を機に京都に移住。その後、離婚を経験しましたが、現在も京都に住み続けています。彼女は京都の風情や暮らしに魅了され、その地で新たな生活を築いているといいます。
デビュー当時、平山さんはそのハスキーボイスとともに、不良っぽいイメージを持たれることが多かったそうです。しかし、彼女自身はとても真面目な子どもだったと語ります。警察官の父を持ち、家庭では厳格な教育が行われていました。特に、父は皇族である美智子さまの警護を担当していたこともある人物で、平山さんにとっては誇り深い存在でした。
一方で、母親は明るくユニークな人柄で知られ、父が仕事で家を空ける際には、夕食をお菓子で済ませるようなユーモラスなエピソードもあります。このような両親の影響を受けながら、彼女は幼少期を過ごしました。当時は“警察官と校長先生の子どもは不良になる”という偏見がありましたが、平山さんはその風潮に反発し、真面目な子ども時代を送ったといいます。
現在の平山みきさんは、昭和歌謡ブームを背景に再び注目を浴びています。彼女の楽曲「真夏の出来事」は、昭和時代の音楽の象徴として、若者からも新鮮に受け入れられています。この楽曲は、当時の日本の音楽シーンに新しい風をもたらし、彼女の代名詞ともいえる存在です。
「徹子の部屋」でのトークでは、昭和の時代背景や自身の音楽活動について語られ、平山みきさんの人生観や音楽に対する情熱が垣間見えました。これらのエピソードは、彼女の音楽だけでなく、人柄の魅力にも繋がっており、多くのファンを惹きつけています。