梅田ロフト、34年の歴史に幕!キタエリア移転へ
関西のランドマーク、新たな章へ
長年、大阪の若者たちの心を掴み、トレンドを発信してきた「梅田ロフト」が、2025年春に現在の場所での営業を終了することが発表されました。建物の契約満料に伴う決断ですが、これは単なる移転にとどまらず、ロフトというブランドが新たな時代を切り開くための大きな転換点となるでしょう。
1990年のオープン以来、梅田ロフトは関西におけるロフトの顔として、幅広い世代に愛されてきました。日用品からコスメ、キャラクターグッズまで、その品揃えはまさに宝箱。関西最大の売り場面積を誇り、多くの人の心を躍らせ、トレンドを発信し続けてきました。
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しかし、時代の流れとともに小売業界は大きく変化。ワンフロアで完結できるショッピングのニーズが高まり、競合店の増加も追い風となりません。ピーク時の売上を維持することが難しくなり、現在の建物の契約満了を機に、ロフトは新たな一歩を踏み出す決意をしたのです。
「時の器」の精神を受け継ぎ、新たな生活提案へ
ロフトは、この移転を「時代の変化を敏感に感じ取り、トレンドをしなやかに切り取る」という創業からの精神に基づいた決断だと説明しています。新たな場所で、より一層、お客様のニーズに応えるべく、雑貨の「今」を感じさせる新しい生活提案を発信していくとのこと。
梅田ロフトの閉店は、単なる一つの店舗の閉鎖ではありません。長年、大阪の文化を支えてきた象徴的な場所の消滅であり、多くの人の心に深い爪痕を残すでしょう。しかし、同時に、これは新たなスタートでもあります。
ロフトがどのような形で生まれ変わるのか、今から楽しみですね。
店長
私が大学生の時、ロフト梅田がオープンしてよく通いました。思い出のお店なので寂しいですね。