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稲本潤一、南葛SCでのラストシーズンを終え引退を決意!「黄金世代」が紡ぐサッカーの歴史

南葛SC稲本潤一

サッカー界で長年にわたり活躍してきた稲本潤一選手が、2023シーズン限りで現役を引退することを発表しました。45歳という年齢でなお第一線に挑み続けた稲本選手ですが、関東リーグ1部・南葛SCでのプレーを最後にスパイクを脱ぐ決意を固めました。引退発表会見には、キャプテン翼の原作者であり、南葛SCのオーナー兼代表取締役社長を務める高橋陽一氏も同席。「南葛SCに来てくれるとは思っていなかった」と語り、描き下ろしのイラストを贈呈するなど、稲本選手の功績を労いました。稲本選手は会見で「試合に出てチームを勝たせるパフォーマンスができないと感じた」と引退の理由を明かし、「家族からも『お疲れ様』と言ってもらえた」と心境を語りました。

稲本潤一はG大阪ユースで育ち、17歳6カ月でJリーグデビューを果たしました。その後、1999年の世界ユース選手権(現U-20ワールドカップ)では準優勝に貢献し、小野伸二や遠藤保仁らとともに「黄金世代」として名を馳せました。2002年の日韓ワールドカップでは2ゴールを決め、日本代表を3大会連続で牽引しました。中田英寿や中村俊輔らとともに「黄金カルテット」を組んだ稲本選手は、日本サッカーの歴史に燦然と輝く存在です。

稲本潤一 (現U-20ワールドカップ)

海外移籍ではアーセナル、フルハムをはじめとする7クラブを渡り歩き、2002年にはプレミアリーグで日本人初のデビューを果たしました。同年9月にはトッテナム戦で日本人初のゴールを記録。国内リーグ復帰後もG大阪、川崎フロンターレ、北海道コンサドーレ札幌、SC相模原で存在感を発揮し、J1通算225試合19得点、J2通算48試合1得点の実績を残しました。

2022年から所属した南葛SCでは、昨シーズンにリーグ戦で初得点を記録。2023年には選手兼コーチに就任し、若手選手の育成にも力を注いできました。彼の引退は、日本サッカー界にとって一つの大きな節目となります。

稲本潤一 選手兼コーチ

稲本潤一選手が歩んだサッカー人生は、まさに挑戦の連続でした。その功績を振り返りながら、彼の次なる挑戦にも注目が集まります。

南葛SC稲本潤一

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この記事を書いた人

大阪市在住。三田市でパソコン教室やってます。最新ニュース、おすすめ情報をお届けしています。