重量超過の大型トレーラーを刑事告発　2倍以上の重量で無許可走行、悪質な違反行為

NEXCO東日本は11月20日、今年6月に北陸道の糸魚川インターチェンジで、重量制限を大幅に超過した大型トレーラーを無許可で通行させたとして、運転手と運行会社を新潟県警に刑事告発したと発表しました。

今回の違反車両は、車両総重量が一般制限値の25トンを大きく超える54.9トン、軸重や車幅も法定の制限値を超えており、極めて悪質なケースとしています。NEXCO東日本が重量超過車両で警察に刑事告告発するのは、2022年以来で、同社は重量違反車両が速度低下や操作性の悪化を引き起こし、重大事故につながる可能性を指摘しています。

今後もNEXCO東日本は、関係機関と連携し、道路法違反車両に対して厳正な行政措置を実施することで、安全で円滑な交通の確保に努めていく方針です。