1980年代スポーツカー、高騰の背景と魅力を深掘り!
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近年、国産旧車やネオクラシックカーの価格高騰が話題になっていますが、特に1980年代のスポーツカーは、その人気が過熱しています。今回は、そんな高騰しているスポーツカーの中でも、特に注目すべき5車種をピックアップし、その魅力と高騰の背景を探っていきます。
トヨタ カローラレビン/スプリンタートレノ(AE86)

言わずと知れた国民的スポーツカー、ハチロク。漫画『頭文字D』の影響もあり、若者を中心に人気が再燃し、価格も高騰の一途を辿っています。FR駆動による軽快なハンドリングと、扱いやすいパワーバランスが魅力。特に、漫画に登場したトレノはプレミアム価格がつき、コレクターズアイテムとして人気を集めています。
マツダ サバンナRX-7(FC3S)

ロータリーエンジンを搭載したスポーツカーとして知られるFC3S。その独特のエンジンサウンドと軽快な走り、そしてスタイリッシュなデザインが魅力です。後継モデルのFD3Sの高騰もあり、相対的に安価だったFC3Sも、近年は価格が上昇。特に、限定モデルのアンフィニやカブリオレモデルは、プレミアがついています。
ニッサン レパード(F31)

ドラマ『あぶない刑事』で一世を風靡したレパード。ゴールドツートーンのアルティマは、まさに憧れのクルマ。ドラマの影響もあり、今でも根強い人気を誇り、特にアルティマは高値で取引されています。レストアされた個体も増えており、コンディションの良い個体は高額になる傾向にあります。
ホンダ CR-X(EF8)

VTECエンジンを搭載したコンパクトスポーツとして、当時の若者から絶大な人気を博したCR-X。その軽快なハンドリングと、スポーティなスタイリングが魅力です。チューニングベースとしても人気が高く、多くの個体がカスタムされています。しかし、純正部品の供給が難しくなってきているため、コンディションの良いノーマル車は特に希少価値が高まっています。
ニッサン スカイラインGT-R(BNR32)
スカイラインGT-Rの復活を告げたBNR32。その圧倒的な性能と耐久性から、スポーツカー好きだけでなく、チューニングカー好きからも熱狂的な支持を集めています。全日本ツーリングカー選手権での26戦全勝という伝説的な記録も、その人気を後押ししています。近年は海外での人気も高まり、価格が急上昇。特に、コンディションの良い個体は高額で取引されています。
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高騰の背景
これらのスポーツカーの高騰には、いくつかの要因が考えられます。
- 人気コンテンツの影響: 漫画『頭文字D』やドラマ『あぶない刑事』など、人気コンテンツに登場したことで、一般の人々にも広く知られるようになり、人気が再燃しました。
- 希少性の高まり: 生産終了から年数が経ち、残存台数が減少していること。また、事故や廃車などで数が減っていることも、価格高騰の一因です。
- レストア技術の向上: 近年、レストア技術が向上し、古いクルマでも新品同様に復活させることができるようになりました。これにより、古いクルマに対する価値観が変わり、コレクターが増えています。
- 投資目的: 古くても状態の良いクルマは、将来的な価値の上昇が見込まれることから、投資目的で購入する人も増えています。
まとめ
1980年代のスポーツカーは、その高い性能と魅力的なデザインから、今なお多くのファンを魅了しています。しかし、価格の高騰により、気軽に手に入れることができなくなっているのが現状です。これらのクルマを手に入れるためには、相場をしっかりと把握し、自分に合った一台を見つけることが大切です。
【追加情報】
- 維持費: 旧車は、新車に比べて維持費がかかる傾向があります。部品の供給が難しかったり、修理に手間がかかったりすることがあります。
- 選び方: 中古車を購入する際は、必ず現車確認を行い、専門の業者に査定してもらうことをおすすめします。
- 楽しみ方: 旧車に乗ることは、単なる移動手段ではなく、一つの趣味と言えるでしょう。カーイベントに参加したり、ドライブを楽しんだり、自分だけのカスタマイズを楽しんだりなど、様々な楽しみ方があります。
【注意点】
- この記事は、あくまで一般的な情報であり、個々の車両の状態や相場によって価格は大きく変動します。
- 旧車を購入する際は、専門知識のある人に相談することをおすすめします。

若い頃、安くで売っていた時代が信じられないです。GT-Rは持っていたので売らずに取っておけばよかったな