辻仁成が元妻中山美穂の死去を悼む、息子への想いとは
ミュージシャンであり作家としても活躍する辻仁成さんが、自身の公式サイトを更新し、6日に急逝された元妻で女優・歌手の中山美穂さんについて触れました。辻さんはブログの“フランスごはん日記”コーナーで、「不意の悲しいお知らせがあり、昨日は日記をお休みして、一日祈っていた」と心情をつづりました。
辻さんと中山さんの間には、2004年に誕生した息子さんがいます。中山さんの訃報に際し、辻さんは「息子のことが心配なので、昨日はずっと息子君に寄り添っていた」と語り、息子さんとの時間を大切に過ごされたようです。また、「365日、一度も休んだことがなかった日記が書けなかった」と語るほど、その衝撃は大きかったようです。
さらに、「息子も頑張っているので、そっとそっと見守ってやって頂けると、父ちゃんは嬉しい」と読者に対して配慮を求めました。この言葉からは、父親としての辻さんの息子さんへの深い愛情が伝わってきます。
辻さんはブログの中で、亡き母から受け取った言葉を息子さんに伝えたとも記しています。母親から「辛い時は、じゃんじゃん炒めて、がんがん食べなさい」と励まされたエピソードを明かし、息子さんと食事を共にしながらその教えを共有しました。
ブログでは、「ノルマンディの空を見上げた」と写真を添えて心情を表現する一方で、「フランス風イカ飯」のレシピも紹介するなど、日常を大切にする辻さんの姿勢がうかがえます。中山さんが亡くなられた悲しみを抱えつつも、「息子君が大好きなこのフランス風イカ飯で元気になってほしい」と息子さんを思いやる言葉が印象的でした。
辻さんと中山さんは2002年に結婚。長男が誕生したものの、2014年に離婚。親権は辻さんが持つ形となりました。今回の訃報を受け、辻さんの息子さんへの気遣いや、中山さんへの思いがブログを通じて多くの人々に伝わりました。